2025年:鋳造・溶接・塑性加工・表面処理
2025-03:2025年度 第03問(問題)
次の1~4の記述は、鋳造・溶接・塑性加工・表面処理について述べたものです。 空欄 に当てはまる最も適切なものを下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号 を答えてください。
1.溶湯鍛造法とも呼ばれる (1) は、溶湯が金型に密着するために組織が微細化 し、ほかの鋳造法では得られないすぐれた品質の鋳物をつくることができる。
《選択肢》
ア.石こう鋳造法 イ.ダイカスト法 ウ.高圧鋳造法
2. (2) 溶接は、小径の棒材などの接合に使われる。
《選択肢》
ア.アプセット イ.プロジェクション ウ.フラッシュ
3.板材のせん断加工におけるパンチとダイスのすきまを (3) といい、軟鋼の場合の標準的な大きさは、板厚の6~9%である。
《選択肢》
ア.ビレット イ.バーリング ウ.クリアランス
4.蒸着法とプラズマ発生技術を重ね合わせた (4) 法では、液相めっきでは難し い、丈夫なセラミックスの薄膜をつくることができる。
《選択肢》
ア.イオンプレーティング イ.真空蒸着 ウ.スパッタリング
(8点)
1.ウ 2.ア 3.ウ 4.ア
2024年:鋳造・溶接・塑性加工・表面処理
2024-03:2024年度 第03問(問題)
次の1~4の記述は、鋳造・溶接・塑性加工・表面処理について述べたものです。 空欄□ にあてはまる最も適切なものを下の選択肢からそれぞれ1つずつ選び、その記号を答えてください。
1.シェルモールド法では、定盤の片面に模型をとりつけた (1) を用いて鋳型をつくる。
《選択肢》
ア.テンプレート イ.パターンプレート
ウ.バックプレート エ.マッチプレート
2. (2) 溶接は、消耗電極式アーク溶接に分類される。
《選択肢》
ア.アプセット イ.シーム ウ.ティグ エ.マグ
3. (3) には、成形型・へら棒・押し金具などが不可欠である。
《選択肢》
ア.スピニング加工 イ.深絞り加工 ウ.マーフォーム法 エ.曲げ加工
4. (4) 焼入れでは、冷却液は不要である。
《選択肢》
ア.高周波 イ.浸炭 ウ.窒化 エ.電子ビーム
(8点)
1.イ 2.エ 3.ア 4.エ
2023年:鋳造・溶接・塑性加工・表面処理
2023-03:2023年度 第03問(問題)
次の1~4の記述は、鋳造、溶接、塑性加工、表面処理について述べたものです。その内容が最も適切なものを2つ選び、その番号を答えてください。
1.木材や金属などでつくった割り現型は、鋳物とほぼ同じ形状・大きさにつくり、それを二つまたはそれ以上に分割できるようにしたもので、造型後は生砂型から取り出 し、長期にわたって繰り返し使用する。
2.可鍛鋳鉄の鍛接温度は、融点より低い12001200~1300 なので、接合部は溶融しない。このためハンマ鍛接やダイス鍛接の接合部には、材質的な変化やブローホールの発生が少ないなどの特徴がある。
3.継目なし管を圧延加工でつくる代表的な方法であるスピニング加工では、せん孔機によって素管をつくり、これをプラグミルで圧延しながら肉厚を小さくしておよその寸法に仕上げ、つや出しロールでつやを出したのち、定径ロールによって仕上げる。
4.イオンプレーティングは、素材の加熱を伴わないので、高い精度が要求される金型などへの窒化物や酸化物あるいは炭化物の皮膜をつくるのに利用されている。
(4 点)
1、4
2022年:鋳造・溶接・塑性加工・表面処理
2022-03:2022年度 第03問(問題)
次の1~4の記述は、鋳造、溶接、塑性加工、表面処理について述べたものです。その内容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えてください。
- ジョルト・スクイーズ造型機やブロースクイーズ造型機での型込めでは、1枚の定盤の両面に上型模型と下型模型を取り付けたパターンプレートを用いる。
- スポット溶接・アプセット溶接などの抵抗溶接は、溶接棒を必要とせず、しかも溶接速度が速いという特徴があり、その電源には交流電源を用いる。
- トランスファプレスは、剛体ダイスのかわりに層状のゴムを用いて、パンチをゴムの中に押し込んでブランクを絞るプレス機械である。
- 蒸着めっきに分類されるCVD法は、強い密着性が要求される工具や金型への窒化物・酸化物・炭化物の皮膜をつくるのに利用されている。
(4点)
1. ×
2. ○
3. ×
4. ○
2021年:鋳造・溶接・塑性加工・表面処理
2021-03:2021年度 第03問(問題)
次の1~4の記述は、鋳造、溶接、塑性加工、表面処理について述べたものです。その内容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えてください。
1.シェルモールド鋳造法に用いる模型は、樹脂を硬化させるために250~300℃に加熱されるので、アルミニウム合金などでつくった定盤型を用いることが多い。
2.すぐれた溶接品質を得るために、アンダカットによって溶接部に開先を設けることがある。
3.抜き型をプレス機械に取り付けるときには、ホルダとガイドポストをもったダイセットを使うことが多い。
4.クロメート処理は、亜鉛製品や亜鉛めっきを施した製品の耐食性向上のために行う化成処理である。
1.〇 2.× 3.〇 4.〇
2020年:鋳造・溶接・塑性加工・表面処理
2020-03:2020年度 第03問(問題)
次の ア~エ の記述は、鋳造、溶接、塑性加工、表面処理について述べたものです。その内容が適切なものを2つ選び、その 記号 を答えてください。
ア.圧接は、室温または加熱した二つの母材の接合部分を密着させ、大きな圧力を加えて接合する方法で、 これには鍛接、シーム溶接、 リベット 、 焼ばめ などがある。
イ.代表的な砂型鋳造法である生砂型は、造型に要する工程が少な く、造型後ただちに鋳込むことができるなどの利点があるが、 造型にあたっては 鋳物砂の水加減や突き固め加減などに熟練を要する。
ウ.型 鍛造に用いる 穴抜き型 は、ひとつの鍛造型にせぎり型、荒地型、仕上げ型などがほってあり、素材を一度加熱しただけで、順次仕上げることができるので能率的である。
エ.ショットピーニングは、工作物の表面にショットを強く吹き付けて、表面層に圧縮応力を残留させて工作物の疲労寿命を向上させる表面硬化 処理 である。
(4 点)
イ、 エ
2019年:鋳造・溶接・塑性加工・表面処理
2019-03:2019年度 第03問(問題)
次の1~5の記述は、鋳造、溶接、塑性加工、表面処理について述べたものです。その内容が正しいものには○ で 、誤っているものには× で、それぞれ 答 え て下さい。
1.マッチプレートを用いて砂型鋳型を量産するジョルト・スクイーズ造型機では、ジョルト作動によって下型をつくった後、スクイーズ作動によって上型をつくる。
2.石こう 鋳造法は、鋳肌や寸法精度がよく、冷却速度が遅いので、自動車や航空機部品など形状が複雑な薄肉鋳物の製造が可能で、鋳造合金には鋳型材料との反応が生じない低融点の亜鉛合金、アルミニウム合金などが用いられる。
3.サブマージアーク溶接は、50 300mm 程度の厚板および超厚板の立向き溶接を能率的に行うことができるので、大形の圧力容器や大形プレスのフレームの溶接に用いられる。
4.マーフォーム法は、剛体ダイスのかわりに層状のゴムを用いて、パンチを押し込んでブランクを絞る方法で、製品を少量生産する場合などに用いられる。
5.素材を 陽 極に接続して行う電気めっきは、滑らかで密着性にすぐれた皮膜が得られ、その厚さは、通電時間および電圧に比例するので、調節が容易である。
5 点
1.○ 2. 〇 3.× 4.○ 5.×
2018年:鋳造・溶接・塑性加工・表面処理
2018-03:2018年度 第03問(問題)
次の1~5の記述は、鋳造、溶接、塑性加工、表面処理について述べたものです。その内容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。
- 発泡ポリスチレン樹脂などでつくった消失模型は、ばりのない鋳物や形状が複雑な鋳物をつくるのに適しているが、製作する鋳物と同じ数の模型が必要になる。
- 金型鋳造法とも呼ばれるダイカスト法は、プランジャで湯に40~200MPaの高い圧力を加えて鋳型に鋳込んだのち、湯口や鋳物が凝固し終わるまで圧力を加えるので、高い品質の鋳物をつくることができる。
- 下図は、厚板の下向き溶接を能率的に行うことができるイナートガスアーク溶接を示したものである。

- 鍛造作業に用いる機械プレスは、素材の内部まで一様に力が及ぶので、空気ハンマより大きな鍛錬効果が得られる。
- イオンプレーティングは、溶液中のイオンを還元剤の作用によって化学的に還元し、これを素材表面に析出させて皮膜をつくるめっき法で、均一な厚さの滑らかな皮膜を形成できる特徴がある。
(5点)
1. ○
2. ×
3. ×
4. ○
5. ×
2017年:鋳造・溶接・塑性加工・表面処理
2017-03:2017年度 第03問(問題)
次の1~5の記述は、鋳造、溶接、塑性加工、表面処理について述べたものです。その内容が正しいものには○で、誤っているものには×で、それぞれ答えて下さい。
- 真空中で溶解した湯を、真空にした鋳型に鋳込む真空鋳造法は、チタンのように非常に活性な金属の鋳造に利用されている。
- 従来、生砂型は、少量のコークス粉などを添加した山砂に水分を加えて混練した鋳物砂を用いて造型するのが一般的であったが、今日の生砂型は、けい砂などの骨材とベントナイトなどの粘結剤に少量のコークス粉などを添加し、さらに水分を加えて混練した鋳物砂を用いて造型するのが一般的である。
- ガス切断は、ガス溶接のトーチを切断用のトーチに取り替えて、鋼材が高温になったときに高圧の溶解アセチレンを吹き付けて切断するもので、これを応用したものに開先を切り取ったりする加工に用いられるスカーフィングがある。
- Vプロセス法は、パンチまたはダイスの一方を省略し、省略したパンチなどに代えてゴムを用いる絞り加工法で、複雑な形状の製品を少量生産する際に、工具製作に要する多大な経費や労力などを節約することができる特徴がある。
- マルテンサイト系ステンレス鋼の表面硬化を目的に行う窒化は、マルテンサイト変態を利用したもので、処理温度は焼入れ温度より高いが、加熱時間はきわめて短い。
(5点)
1. ○
2. ○
3. ×
4. ×
5. ×
2016年:鋳造・溶接・塑性加工・表面処理
2016-03:2016年度 第03問(問題)
次の1~5の記述は、鋳造、溶接、塑性加工、表面処理について述べたものです。その内容が正しいものには○を、誤っているものには×を、それぞれ解答用紙に記入して下さい。
- フルモールド法は、発泡スチロールでつくった模型を鋳型に残したまま鋳込む鋳造法なので、中空部をもつ複雑な形状の鋳物をつくる場合でも中子は不要である。
- ろう接は、母材を溶融せずに接合するので、溶接のむずかしい金属や継手形状のものおよび材質の異なる金属の接合ができるなどの特徴があるが、設備費は高くなりがちである。
- 合金鋼鋳鋼などの溶解に用いる高周波誘導電気炉は、湯をかくはんする作用があるので合金元素を加えた場合でも均一な組成や温度の湯を得ることができるが、不純物をスラグとして浮上させることができない。
- ナックルプレスには、スライドが速度を増しながら降下する特徴がある。
- 溶融めっきは、金属や合金または金属の酸化物などを溶融状態にして、素材の表面に吹きつけて皮膜をつくる表面処理である。
(1点×5問=5点)
1. ○
2. ×
3. ○
4. ×
5. ×

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