電気回路理論/相反定理

ある4端子回路がある。一方の端子に電圧源E1{\displaystyle E_{1}}を接続し、他方の端子を短絡した時に、短絡した側に電流I2{\displaystyle I_{2}}が流れるとする。また逆に、先に短絡した側の端子に電圧源E2{\displaystyle E_{2}}を接続し、他方の端子を短絡した時に、短絡した側に電流I1{\displaystyle I_{1}}が流れるとする。このとき、E1I2=E2I1

{\displaystyle {\frac {E_{1}}{I_{2}}}={\frac {E_{2}}{I_{1}}}}

が成り立つ。これを相反定理という。

これはどちら側を入力端子にとったとしても、入力と出力の比が等しくなることから、どちら向きにも信号を伝達することができるということを示している。トランジスタやダイオードなどを含む非線形回路ではこれは成り立たない。非線形回路は入出力端子が決まっている、「一方通行」な回路である。

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