電気用図記号

電気用図記号 とは回路図を示す際に用いる図記号である.回路のようすを電源や豆電球等の実物の図を描いて表すと時間がかかる. 電気用図記号はこれらの機器を容易に表すことができる.

目次

基本図記号

電源 直流
電源 
測定器 電流計コイル 空心
交流
電源 
電圧計 鉄心 
抵抗 固定 検流計スイッチ
可変 コンデンサー
(キャパシタ) 
固定 ランプ
(豆電球)
すべり 可変 アース(接地)
ダイオード トランジスタ モーター 


基本的な電気回路図記号の種類

• 基本的電気回路図記号

記号解釈
外側電極または接地電極外側電極または接地電極
接地記号やアース端子の記号には、感電防止を示す役割があります。電気技師が電流を測定する際のゼロ電位基準点となります。
アンテナアンテナ
アンテナは通常、電磁波、電気信号などの電波、信号を受信するデバイスまたはロッドです。
シングルセルバッテリーシングルセルバッテリー
バッテリーの記号は、2本の長さが不均等な平行線で表します。線は、バッテリーの直列を示しています。
定電圧源定電圧源
電源は、ACを表す電波が存在するときにDCを示すプラスとマイナスのサインがある場合の電子デバイスの電源です。
ヒューズヒューズ
ヒューズは、回路を流れる電流が設定値の上限を超える際に、回路を切断することにより、焼損するのを防ぎます。ヒューズには、接続が切断されると溶けてしまうワイヤーがあります。
インダクタインダクタ
インダクタ/リアクタは、エネルギーを蓄えるための、磁場または磁束にあるコイル状のコンポーネントです。
モーターモーター
モーターは、電気エネルギーを機械的なエネルギーに変換する働きのある電子デバイスです。
電球バルブ(電球)
電気記号でバルブは、円とその内側のXマークで表します。電気が流れると点灯し、通電状態(出力)を示します。
変成器トランスフォーマ(変圧器)
磁束が結合された後のトランスフォーマをAC回路で示します。周波数を維持して回路の負荷を軽減します。
同軸プラグ同軸プラグ
電気回路図の同軸プラグは、伝送経路として機能します。同軸プラグは、無線周波数信号とケーブルテレビ信号を配信します。
スイッチスイッチ
スイッチには、単極単投、プッシュボタン、ディップ、リレーなどさまざまな種類があります。スイッチが閉じているときに回路を接続し、開いているときに回路を切断します。
抵抗器抵抗器
抵抗器は、山の尖った波線のような記号で表されます。抵抗器は電圧を分配したり、送電を遮断したりして回路の電流の流れを制御します。
コンデンサコンデンサ
コンデンサの記号は、2つの端子と2つの基盤で表されます。曲線の部分は低い電圧になっていて、コンデンサが分極化されていることを示します。
ダイオードダイオード
ダイオードは、電流がアノード側とカソード側に分極化された後、一方向に流れるようにするデバイスです。
ダイオードLEDダイオードLED
ダイオードLEDは通常のダイオードの記号に似ていて、光の放射線を示す小さな矢印があります。

• ワイヤー

記号解釈
電線電線
直線は、電気回路図の電線または電力線を表し、回路図の電流の導体として機能します。
未接続のワイヤー未接続のワイヤー
回路に、未接続のワイヤーが2本ある状態を表します。2本の平行線があり、そのうちの1本の中央部分に半円が描かれています。この中央部分に、ワイヤーに接続されていないことを示す3本目の線が横に等分する形で引かれています。
接続されたワイヤー接続されたワイヤー
回路では、接続されているワイヤーに、あるポイントから別のポイントへと電流が流れます。接続されているワイヤーの記号は、2つの点から2本の平行な線が縦に伸びていて、そのうちの1本は長く伸びているように示されます。接続されているワイヤーは、2つの導体間の接続を表します。

• スイッチ

記号解釈
SPSTトグルスイッチSPSTトグルスイッチ
単極単投スイッチはON/OFFスイッチで、極は接続する極の数を表します。
SPDTトグルスイッチSPDTトグルスイッチ
単極双投スイッチは、回路の電流の流れを2つの方向に流れるように調整します。
押しボタンスイッチ(N.O.)押しボタンスイッチ(N.O.)
通常、開いている押しボタンスイッチをオンにするにはスイッチが必要です。スイッチをオンにする際に、ユーザーはボタンを押す必要があります。ボタンを押さないと、開いた状態です。
押しボタンスイッチ(N.C.)押しボタンスイッチ(N.C.)
通常、押しボタンスイッチは閉じたままで、オンの状態になっています。オフにするには、ボタンを離す必要があります。
ディップスイッチDIP(ディップ)スイッチ
DIPスイッチでは、0~5ボルトのうちから1つ選択できます。接地されていないので、外部ソースが必要です。
SPSTリレーSPSTリレー
SPSTリレーには、4つの端子があります。そのうちの2つは接続または切断された状態を維持するもので、ほかの2つは2つあるコイル用です。
ジャンパージャンパー
ジャンパースイッチは小さな金属のコネクタで、ON/OFFスイッチとして機能します。通常、ハードウェアデバイスの構成で広く使用されます。
半田ブリッジはんだブリッジ(ソルダーブリッジ)
はんだブリッジは、パーマネントスイッチとして機能します。ユーザーがブリッジの2つのパーツ間にはんだ付けすると、切断時にショートするので、はんだを除去する必要があります。
SPDTリレーSPDTリレー
SPDTリレーは、2つの回路間を切り替える方法で、コイル、共通端子で構成されています。

• 電源/動力源記号

記号解釈
AC電源AC電源
回路のAC電源または交流電源を表す記号です。電流の流れる方向は絶えず変わります。
DC電源DC電源
DC電源は回路の電気エネルギーの供給源で、直流では、一定方向に電流が流れます。
定電流源定電流源
定電流源は、定電流の流れを担う独立した電流源です。
調整電流源調整電流源
調整電流源は、電流の入力に応じて機能します。電気回路上にあり、電流を供給または吸収します。記号は、電流の流れを円と矢印で表しています。
調整電圧源調整電圧源
回路の調整電圧源は、ダイヤモンドの四辺形でプラスとマイナス記号で表されます。回路内の電圧減が調整電圧源を制御します。
シングルセルバッテリーシングルセルバッテリー
回路内の単一セルバッテリは、1つのセルを表す2つの一致しない平行線(1つは大きいものと1つは小さいもの)のように見えます。
マルチセルバッテリーマルチセルバッテリー
マルチセルバッテリーには、カソードとアノードとして識別される複数のセルを表す複数の大小の線があります。
発電機ジェネレータ(発電機)
回路の電圧源または電流源のいずれかとして機能します。また、この働きがあるので、回路に組み込まれることもあります。

• グラウンド

記号解釈
アースグランドアースグランド
アースグラウンドは、地面に伝導する電位でゼロ電位の接地のことです。
シャーシアース筐体接地(シャーシグラウンド)
筐体接地は、ユーザーと回路の間にバリアを作ることで、ユーザの感電を防ぎます。
コモングラウンドコモングラウンド
アース接地の電位に対して任意の基準点です。

• 抵抗器と可変抵抗器

記号解釈
抵抗器(IEEE)抵抗器(IEEE)
固定抵抗器を表す記号で、波線の山が尖った形をしています。端の2つのポイントが接続されます。
抵抗器(IEC)抵抗器(IEC)
抵抗器は、2つの端子があるデバイスで、IEC標準規格の抵抗器記号は、2つのポイントが接続される長方形の形で表されます。
ポテンショメータ(IEEE)ポテンショメータ(IEEE)
3つの端子がある抵抗器で、電気回路では調整電圧を生成します。
ポテンショメータ(IEC)ポテンショメータ(IEC)
これは、電気回路に調整可能な電圧を生成する3端子抵抗器です。
タップ付き抵抗器タップ付き抵抗器
タップ付き抵抗器は、電圧を分配するデバイスの1つまたは複数の端子を利用します。
減衰器減衰器
減衰機は、電流の流れ分散させ、電圧を下げる回路です。
メモリスタメモリスタ
メモリスタは、コンデンサ、インダクタ、および抵抗の結合点として機能する半導体です。
可変抵抗器(IEEE)可変抵抗器(IEEE)
このデバイスは、可変抵抗を作り出すことで可変電流の生成に役立ちます。
プリセットプリセット
プリセットは、電気回路に可変抵抗を提供するコンポーネント(部品)です。
磁気抵抗器磁気抵抗器
磁気抵抗器は、外部磁場が影響を与えると抵抗の変化を示します。
可変抵抗器(IEC)可変抵抗器(IEC)
可変抵抗器のIEC記号には、抵抗器同様の四辺形がありますが、可変電流を表す矢印があります。
トリマ抵抗器トリマ抵抗器
トリマ抵抗器やトリムポットは回路を調整し、新しいデバイスの補正に役立ちます。
サーミスタサーミスタ
気温により変化する抵抗を利用した温度計です。
フォトレジスター/光依存性抵抗器(LDR)フォトレジスター/光依存性抵抗器(LDR)
光エネルギーや照度を変換することで、抵抗を作り出しやすくするデバイスです。

• コンデンサ

記号解釈
コンデンサコンデンサ
コンデンサは直線と、半円の端が切れているような電気回路です。
コンデンサコンデンサ
回路の無極性コンデンサは、平行線のマークとその横から両外側に伸びる線を使って表します。
分極コンデンサ分極コンデンサ
分極コンデンサは、直線の基板と曲線の基板で表します。直線の基板はアノード、曲線の基板はカソードを示します。
分極コンデンサ分極コンデンサ
2つ並んだ直線は、分極コンデンサを表します。そのうちの1つはカソードで、もう1つの基板/線はアノードを表します。
可変コンデンサ可変コンデンサ
機械的または電気的に容量を変えられるコンデンサです。
貫通型コンデンサ貫通型コンデンサ
貫通コンデンサには誘電体層があり、エンクローズドパス方式での信号伝送に役立ちます。

• インダクタ

記号解釈
インダクタインダクタ
インダクタは、電子エネルギーを磁気エネルギーとして蓄積する電子デバイスです。
鉄心インダクタ鉄心インダクタ
鉄芯インダクタは、インダクタンスに優れています。鉄芯インダクタは、コイルとロッドで表します。
フェライトコアインダクタフェライトコアインダクタ
点線2本とコイルでフェライトコア・インダクタを表します。覚えておく必要のある情報です。
センタータップインダクタセンタータップインダクタ
センタータップインダクタは、信号の結合に役立つ回路の要素です。
可変インダクタ可変インダクタ
インダクタンスが変化する可変インダクタは、矢印が付いたインダクタで、その可変特質を示します。

• トランジスタ

記号解釈
NPNバイポーラトランジスタNPNバイポーラトランジスタ
NPNバイポーラ・トランジスタは、エミッタポイントからコレクタポイントへ電子を送ります。
PNPバイポーラトランジスタPNPバイポーラトランジスタ
エミッタからコレクタへの電子の流れを制御するトランジスタです。
ダーリントントランジスタダーリントントランジスタ
2つのバイポーラトランジスタを備えた複合構造の装置です。
JFET-NトランジスタJFET-Nトランジスタ
JFET-Nトランジスタは、回路の電荷キャリア(担体)として電子を利用します。
JFET-PトランジスタJFET-Pトランジスタ
その主な形成は、n型の2つの小さな部分を持つP型であります。
NMOSトランジスタNMOSトランジスタ
NMOSトランジスタは、トランジスタのp型のボディでn型の反転層を生成することによって機能します。
PMOSトランジスタPMOSトランジスタ
PMOSトランジスタは、トランジスタのn型のボディでp型の反転層を生成することによって機能します。

• 論理ゲート

記号解釈
NOTゲートNOTゲート
1つの入力に対し、反転した出力を生成する論理ゲートです。
ANDゲートANDゲート
複数入力がすべて「正」の場合に出力が「正」となる論理ゲートです。
NANDゲートNANDゲート
複数入力がすべて「正」の場合に出力が「負」、それ以外は「正」となる論理ゲートです。
ORゲートORゲート
複数入力のうち少なくとも1つが「正」の場合に出力が「正」となる論理ゲートです。
NORゲートNORゲート
ORゲートの出力を反転させた論理ゲートで、すべての入力が「負」の場合に出力が「正」となります。
XORゲートXORゲート
入力が異なる場合にのみ出力が「正」となる論理ゲートです。
DフリップフロップDフリップフロップ
クロック入力とデータ入力の2つを持ち、2つの出力を生成する順序回路です。
マルチプレクサマルチプレクサ
複数の入力を単一出力にまとめる論理回路です。
デマルチプレクサデマルチプレクサ(1から4)
1つの入力信号を複数の出力に展開する論理回路です。
3ステートバッファ3ステートバッファ
出力を「実際の出力」「反転出力」「高インピーダンス」の3状態に切り替え可能な回路です。

• アンプ

記号解釈
ベーシックアンプベーシックアンプ
一般的な増幅器で、入力1つ・出力1つの三角形で表されます。
オペアンプオペアンプ
2つの入力ピンと1つの出力ピンを持ち、微弱な電気信号を増幅する演算増幅器です。

• アンテナ

記号解釈
アンテナアンテナ
一般的に使われる記号で、3方向に広がる線で空中線を表します。
ダイポールアンテナダイポールアンテナ
同じ長さの2つの導体で構成され、2本の平行線のように見えます。
ループアンテナループアンテナ
1つのループで構成され、標準的な信号源として使用されます。

• トランスフォーマ(変圧器)

記号解釈
変成器変トランスフォーマ
AC電圧を増減するために使用される記号で、2つのコイルとそれに接続する線を表します。
鉄心変成器鉄芯変圧器
鉄芯とそれに巻かれた2つのコイルで表されるトランスフォーマです。
センタータップ変成器センタータップ
信号結合用として使用されるインダクタです。

• その他

記号解釈
電気ベル電気ベル
電気エネルギーを音に変換する装置です。
ブザーブザー
電気エネルギーを音エネルギーに変換するデバイスです。
ヒューズヒューズ
過剰電流が発生した場合に溶断する安全装置です。
ヒューズヒューズ
回路の電流を遮断してショートを防ぎます。
バスバス
回路内の電力の流れを示します。
バスバス
回路内でデータや信号を送受信します。
バスバス
内部が中空の両側線のような記号で表されることがあります。
フォトカプラフォトカプラ
光を使って2つの回路間で信号を伝送するデバイスです。
スピーカーラウドスピーカ
電気エネルギーを音に変換するデバイスです。
マイクロフォンマイクロフォン
音響エネルギーを電気エネルギーに変換する装置です。
シュミットトリガーシュミットトリガー
アナログ入力をデジタル出力に変換する回路です。
アナログ-デジタルアナログ-デジタル
アナログ信号をデジタル信号に変換します。
デジタル‐アナログデジタル‐アナログ
デジタル信号をアナログ信号に変換します。
水晶発振器水晶発振器
機械的共振を利用して電気信号を生成します。
水晶発振器水晶発振器
周波数を基に振動を生成する装置です。
直流直流電流
一方向の電流の流れを示す記号です。
電球電球
電流が流れると点灯する装置です。
熱電対サーモカップル(熱電対)
温度変化を測定するセンサーです。

Part 3: 電気回路図記号の使用方法

(注1)JIS:日本工業規格 (注2)IEC:国際電気標準会議

固定抵抗器新図記号
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図記号(旧)
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トランジスタ新図記号
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図記号(旧)
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電解コンデンサ新図記号
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図記号(旧)
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スピーカ新図記号
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図記号(旧)
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マイラコンデンサ、セラミックコンデンサ新図記号
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図記号(旧)
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ランプ新図記号
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図記号(旧)
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トランス(変圧器)鉄芯入り新図記号
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図記号(旧)
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スイッチ新図記号
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図記号(旧)
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ダイオード新図記号
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図記号(旧)
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発電機新図記号
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図記号(旧)
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LED(発光ダイオード)新図記号
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図記号(旧)
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太陽光発電装置新図記号
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計器の動作原理を表わす記号

動作原理計器に表示されている記号測定できる回路の種類
永久磁石可動コイル形永久磁石可動コイル形の記号直流回路
可動鉄片形可動鉄片形の記号交流回路
電流力計形電流力計形の記号直流回路
交流回路
誘導形誘導形の記号交流回路
熱電形熱電形の記号直流回路
交流回路
整流形整流形の記号交流回路

計器の種類を表わす記号

計器の動作原理を表わす記号

回路の種類を表わす記号

測定できる回路の種類計器に表示されている記号
直流回路用直流回路用の記号
交流回路用交流回路用の記号
交直両用交直両用の記号
三相交流回路用三相交流回路用の記号

計器の階級を表わす記号

階級許容誤差
0.2級0.2%以内
0.5級0.5%以内
1.0級1.0%以内
1.5級1.5%以内

計器の置き方を表わす記号

置き方計器に表示されている記号
鉛直鉛直の記号
水平水平の記号
傾斜
(例:60°)
傾斜(例:60°)の記号

スイッチの図記号

第二種電気工事士学科試験で出題されているスイッチの図記号には、次のようなものがあります。図記号に書かれている添え字や記号などに着目して図記号をおぼえましょう。

図記号名称補足
単極スイッチの図記号単極スイッチ単極スイッチ黒丸は単極スイッチになります。単極スイッチはよく見かけるスイッチで、住宅などの部屋の照明をON/OFFするスイッチとしてよく使われています。
スイッチの図記号はこの図が基本になって、これにいろいろな添え字などが付いていろいろな種類のスイッチを表わします。
2極スイッチの図記号2極スイッチ2極スイッチ単極スイッチの図記号に「2P」と書かれているのは、2極スイッチになります。2極スイッチは単相200V機器などをON/OFFするスイッチとして使われています。
「2P」は2Pole(2極)の2Pとおぼえましょう。
3路スイッチの図記号3路スイッチ3路スイッチ単極スイッチの図記号に「3」と書かれているのは、3路スイッチになります。3路スイッチは2箇所以上の場所から照明などをON/OFFする場合に使われます。
「3」は3路の3とおぼえましょう。
位置表示灯内蔵3路スイッチの図記号位置表示灯内蔵3路スイッチ位置表示灯内蔵3路スイッチ単極スイッチの図記号に「3H」と書かれているのは、位置表示灯内蔵3路スイッチになります。位置表示灯内蔵3路スイッチは、位置表示灯(ランプ)が付いている3路スイッチです。
4路スイッチの図記号4路スイッチ4路スイッチ単極スイッチの図記号に「4」と書かれているのは、4路スイッチになります。4路スイッチは、3箇所以上の場所から照明などをON/OFFする場合に3路スイッチと組み合わせて使われます。
「4」は4路の4とおぼえましょう。
位置表示灯内蔵スイッチの図記号位置表示灯内蔵スイッチ位置表示灯内蔵スイッチ単極スイッチの図記号に「H」と書かれているのは、位置表示灯内蔵スイッチになります。位置表示灯内蔵スイッチは位置表示灯(ランプ)が付いているスイッチです。
位置表示灯内蔵スイッチはホタルスイッチともよばれているので、「H」はHotaru(ホタル)のHとおぼえましょう。
確認表示灯内蔵スイッチの図記号確認表示灯内蔵スイッチ確認表示灯内蔵スイッチ単極スイッチの図記号に「L」と書かれているのは、確認表示灯内蔵スイッチになります。確認表示灯内蔵スイッチは確認表示灯(ランプ)が付いているスイッチです。
遅延スイッチの図記号遅延スイッチ遅延スイッチ単極スイッチの図記号に「D」と書かれているのは、遅延スイッチになります。遅延スイッチは、スイッチをOFFしてから一定時間後に遅れてOFFするスイッチです。
「D」はDelay(遅延)のDとおぼえましょう。
リモコンスイッチの図記号リモコンスイッチリモコンスイッチ単極スイッチの図記号に「R」と書かれているのは、リモコンスイッチになります。リモコンスイッチは、リモコンリレーの接点を操作(ON/OFF)するためのスイッチです。
「R」はRemote(リモート)のRとおぼえましょう。
プルスイッチの図記号プルスイッチプルスイッチ単極スイッチの図記号に「P」と書かれているのは、プルスイッチになります。プルスイッチは、引きひもを引っ張ってON/OFFするスイッチです。
「P」はPull(引く)のPとおぼえましょう。
自動点滅器の図記号自動点滅器自動点滅器単極スイッチの図記号に「A」と書かれているのは、自動点滅器になります。自動点滅器は、明るくなると自動でOFFし、暗くなると自動でONするスイッチで、電柱などに取り付けられている街路灯や庭の屋外灯などでよく使われています。
「A」はAuto(自動)のAとおぼえましょう。
容量が3Aの自動点滅器の図記号
防雨形スイッチの図記号防雨形スイッチ防雨形スイッチ単極スイッチの図記号に「WP」と書かれているのは、防雨形スイッチになります。防雨形スイッチは、建物の外壁など雨水がかかる場所で使われます。
「WP」はWaterProof(防水)のWPとおぼえましょう。
熱線式自動スイッチの図記号熱線式自動スイッチ熱線式自動スイッチ単極スイッチの図記号に「RAS」と書かれているのは、熱線式自動スイッチになります。熱線式自動スイッチは、人体の体温を検知して自動的にON/OFFするスイッチです。
調光器の図記号調光器調光器単極スイッチの図記号に矢印が書かれているのは、調光器になります。調光器は、白熱灯などの照明の明るさを調節するのに使われます。
握り押しボタンの図記号握り押しボタン黒丸を丸で囲んでいるのは、握り押しボタンになります。
電磁開閉器用押しボタンの図記号電磁開閉器用押しボタン電磁開閉器用押しボタン握り押しボタンの図記号に「B」と書かれているのは、電磁開閉器用押しボタンになります。電磁開閉器用押しボタンは、電磁開閉器の接点を操作(ON/OFF)するための押しボタンスイッチです。
確認表示灯付電磁開閉器用押しボタンの図記号確認表示灯付電磁開閉器用押しボタン確認表示灯付電磁開閉器用押しボタン握り押しボタンの図記号に「BL」と書かれているのは、確認表示灯付電磁開閉器用押しボタンになります。確認表示灯付電磁開閉器用押しボタンは、確認表示灯(ランプ)が付いている電磁開閉器用押しボタンです。
フロートスイッチの図記号フロートスイッチフロートスイッチ握り押しボタンの図記号に「F」と書かれているのは、フロートスイッチになります。フロートスイッチは、フロートの上下により液面の高さを検知するスイッチ(センサー)です。
「F」はFloat(フロート)のFとおぼえましょう。
フロートレススイッチ電極の図記号フロートレススイッチ電極フロートレススイッチ電極握り押しボタンの図記号に「LF」と書かれているのは、フロートレススイッチ電極になります。フロートレススイッチ電極は、電極間に流れる電流により液面の高さを検知するスイッチ(センサー)です。
「L」はLess(レス)のL、「F」はFloat(フロート)のFとおぼえましょう。
電極数3のフロートレススイッチ電極の図記号
圧力スイッチの図記号圧力スイッチ握り押しボタンの図記号に「P」と書かれているのは、圧力スイッチになります。
「P」はPressure(圧力)のPとおぼえましょう。
押しボタンの図記号押しボタン黒丸を四角で囲んでいるのは、押しボタンになります。
押しボタン(壁付)の図記号押しボタン(壁付)押しボタンの図記号の一部が塗りつぶされているのは、押しボタン(壁付)になります。壁付の場合、壁側が塗りつぶされます。
押しボタン(壁付)の図記号
タイムスイッチの図記号タイムスイッチタイムスイッチ四角の中に「TS」と書かれているのは、タイムスイッチになります。タイムスイッチは、ON/OFFの時間を設定できるスイッチです。
「TS」はTime Switch(タイムスイッチ)のTSとおぼえましょう。
リモコンセレクタスイッチの図記号リモコンセレクタスイッチリモコンセレクタスイッチリモコンセレクタスイッチです。リモコンセレクタスイッチは、リモコンスイッチを複数集合したスイッチです。
点滅回路数4のリモコンセレクタスイッチの図記号
ワイドハンドル形点滅器の図記号ワイドハンドル形点滅器ワイドハンドル形点滅器ひし形で書かれているのは、ワイドハンドル形点滅器になります。ワイドハンドル形点滅器は、操作面(押すところ)が広くなっているスイッチです。
ワイド形調光器の図記号ワイド形調光器ワイドハンドル形点滅器の図記号に矢印が書かれているのは、ワイド形調光器になります。

コンセントの図記号

第二種電気工事士学科試験で出題されているコンセントの図記号には、次のようなものがあります。図記号に書かれている添え字などに着目して図記号をおぼえましょう。

図記号名称補足
天井取り付けコンセントの図記号天井取り付けコンセント丸に縦線2本は、天井取り付けコンセントになります。天井取り付けコンセントは、天井に取り付けられるコンセントです。
壁付コンセントの図記号壁付コンセント天井取り付けコンセントの図記号の一部が塗りつぶされているのは、壁付コンセントになります。壁付コンセントは壁に取り付けられるコンセントで、図記号の塗りつぶされている側が壁側になります。
壁付コンセントの図記号
床面取り付けコンセントの図記号床面取り付けコンセント天井取り付けコンセントの図記号の下に三角が書かれているのは、床面取り付けコンセントになります。床面取り付けコンセントは、床面に取り付けられるコンセントです。
床面取り付けコンセント(フロアコンセント)
2口コンセントの図記号2口コンセント2口コンセントコンセントの図記号に「2」と書かれているのは、2口コンセントになります。2口コンセントは、コンセントプラグを挿す差し込み口が2つあるコンセントです。
「2」は2口の2とおぼえましょう。
接地極付コンセントの図記号接地極付コンセントコンセントの図記号に「E」と書かれているのは、接地極付コンセントになります。接地極付コンセントは、接地極が付いているコンセントです。
「E」はEarth(接地)のEとおぼえましょう。
接地極付コンセント(単相100V用15A) 接地極付コンセント(単相100V用15A、2口) 接地極付コンセント(単相100V用15A・20A兼用) 接地極付コンセント(単相200V用15A) 接地極付コンセント(単相200V用15A・20A兼用)
接地端子付コンセントの図記号接地端子付コンセントコンセントの図記号に「ET」と書かれているのは、接地端子付コンセントになります。接地端子付コンセントは、接地端子が付いているコンセントです。
「ET」はEarth Terminal(接地端子)のETとおぼえましょう。
接地端子付コンセント(単相100V用15A) 接地端子付コンセント(単相100V用15A、2口)
接地極付接地端子付コンセントの図記号接地極付接地端子付コンセントコンセントの図記号に「EET」と書かれているのは、接地極付接地端子付コンセントになります。接地極付接地端子付コンセントは、接地極と接地端子が付いているコンセントです。
Earth(接地)の「E」とEarth Terminal(接地端子)の「ET」でEETとおぼえましょう。
接地極付接地端子付コンセント(単相100V用15A) 接地極付接地端子付コンセント(単相100V用15A、2口) 接地極付接地端子付コンセント(単相100V用15A・20A兼用) 接地極付接地端子付コンセント(単相200V用15A・20A兼用)
漏電遮断器付コンセントの図記号漏電遮断器付コンセント漏電遮断器付コンセント(単相100V用15A、2口)コンセントの図記号に「EL」と書かれているのは、漏電遮断器付コンセントになります。漏電遮断器付コンセントは、漏電遮断器が内蔵されているコンセントです。
「EL」はEarth Leakage breaker(漏電遮断器)のELとおぼえましょう。
抜け止め形コンセントの図記号抜け止め形コンセントコンセントの図記号に「LK」と書かれているのは、抜け止め形コンセントになります。抜け止め形コンセントは、プラグを差し込んで捻るとロックできるコンセントです。
「LK」はLocK(ロック)のLKとおぼえましょう。
抜け止め形コンセント(単相100V用15A) 抜け止め形コンセント(単相100V用15A、2口) 抜け止め形コンセント(単相100V用15A、接地極付、2口)
防雨形コンセントの図記号防雨形コンセントコンセントの図記号に「WP」と書かれているのは、防雨形コンセントになります。防雨形コンセントは、プラグの差し込み口に雨水がかからないようにカバーが付いているコンセントです。
「WP」はWaterProof(防水)のWPとおぼえましょう。
防雨形コンセント(単相100V用15A、抜け止め形) 防雨形コンセント(単相100V用15A、接地端子付、抜け止め形) 防雨形コンセント(単相100V用15A、接地端子付、3口、抜け止め形) 防雨形コンセント(単相100V用15A、接地極付、接地端子付、2口、抜け止め形) 防雨形コンセント(単相100V用15A、接地極付、接地端子付、抜け止め形、入線機能付) 防雨形コンセント(単相200V用15A・20A兼用、接地極付)
引掛形コンセントの図記号引掛形コンセント引掛形コンセントコンセントの図記号に「T」と書かれているのは、引掛形コンセントになります。引掛形コンセントは、抜け止め形コンセントと同様に、プラグを差し込んで捻るとロックできるコンセントです。
「T」はTwist(捻る)のTとおぼえましょう。
防爆形コンセントの図記号防爆形コンセントコンセントの図記号に「EX」と書かれているのは、防爆形コンセントになります。
「EX」はEXplosion proof(防爆)のEXとおぼえましょう。
医用コンセントの図記号医用コンセントコンセントの図記号に「H」と書かれているのは、医用コンセントになります。
「H」はHospital(病院)のHとおぼえましょう。
二重床用コンセントの図記号二重床用コンセント二重床用コンセントです。
非常用コンセントの図記号非常用コンセント非常用コンセントです。
三相200V用接地極付コンセントの図記号三相200V用接地極付コンセントコンセントの図記号に「250V」「3P」「E」と書かれているのは、三相200V用接地極付コンセントです。三相200V用接地極付コンセントは、三相200V回路で使われる接地極付のコンセントです。
「3P」は3pole(3極)の3Pとおぼえましょう。
三相200V用接地極付コンセント(三相200V用15A) 三相200V用接地極付コンセント(三相200V用20A)

遮断器と開閉器の図記号

第二種電気工事士学科試験で出題されている遮断器と開閉器の図記号には、次のようなものがあります。図記号に書かれている文字などに着目して図記号をおぼえましょう。

図記号名称補足
配線用遮断器の図記号配線用遮断器配線用遮断器四角の中に「B」と書かれているのは、配線用遮断器になります。配線用遮断器は、過電流が流れると電路を遮断する遮断器です。
「B」はBreaker(遮断器)のBとおぼえましょう。
配線用遮断器の図記号
漏電遮断器の図記号漏電遮断器四角の中に「E」と書かれているのは、漏電遮断器になります。漏電遮断器は、地絡電流が流れると電路を遮断する遮断器です。
「E」はEarth leakage(漏電)のEとおぼえましょう。
漏電遮断器(過負荷保護付)の図記号漏電遮断器(過負荷保護付)漏電遮断器(過負荷保護付)四角の中に「BE」と書かれているのは、漏電遮断器(過負荷保護付)になります。漏電遮断器(過負荷保護付)は、過電流または地絡電流が流れると電路を遮断する遮断器です。
「B」はBreaker(遮断器)のB、「E」はEarth leakage(漏電)のEとおぼえましょう。
漏電遮断器(過負荷保護付)の図記号
漏電遮断器(過負荷保護付、中性線欠相保護付)の図記号漏電遮断器(過負荷保護付、中性線欠相保護付)漏電遮断器(過負荷保護付、中性線欠相保護付)漏電遮断器(過負荷保護付)の図記号に「(欠相保護付)」と書かれているのは、漏電遮断器(過負荷保護付、中性線欠相保護付)になります。漏電遮断器(過負荷保護付、中性線欠相保護付)は、中性線が欠相したとき(中性線が断線したときなど)にも電路を遮断する機能を持った漏電遮断器(過負荷保護付)です。
漏電遮断器(過負荷保護付、中性線欠相保護付)の図記号※第二種電気工事士学科試験の試験問題の配線図によっては、中性線欠相保護付の漏電遮断器(過負荷保護付)であっても、図記号に「(欠相保護付)」と書かれていない場合もあります。
モータブレーカの図記号モータブレーカモータブレーカ四角の中に「B」と書かれていて縦に一本線が書かれているのは、モータブレーカになります。モータブレーカは、モータ(電動機)が過負荷になると電路を遮断する遮断器です。
また、下側の図のように、四角の中に「B」と書かれていて添え字に「M」と書かれているものもモータブレーカを表わします。
開閉器の図記号開閉器カバー付ナイフスイッチと電磁開閉器四角の中に「S」と書かれているのは、開閉器になります。
「S」はSwitch(スイッチ)のSとおぼえましょう。
電流計付箱開閉器の図記号電流計付箱開閉器電流計付箱開閉器開閉器の図記号に丸が書かれているのは、電流計付箱開閉器になります。電流計付箱開閉器にはヒューズが内蔵されているので、過電流が流れると電路は遮断されます。
電流計付箱開閉器の図記号

照明器具の図記号

第二種電気工事士学科試験で出題されている照明器具の図記号には、次のようなものがあります。図記号の形や図記号に書かれている文字などに着目して図記号をおぼえましょう。

図記号名称補足
蛍光灯(一般)の図記号蛍光灯(一般)蛍光灯(天井直付蛍光灯)蛍光灯です。蛍光灯は、器具の大小および形状に応じて次のように表わしてもいいです。
蛍光灯の図記号
壁付蛍光灯の図記号壁付蛍光灯壁付蛍光灯蛍光灯の図記号の一部が塗りつぶされているのは、壁付蛍光灯になります。壁付蛍光灯は壁に取り付けられる蛍光灯で、図記号の塗りつぶされている側が壁側になります。
壁付蛍光灯の図記号
床付蛍光灯の図記号床付蛍光灯蛍光灯の図記号に「F」と書かれているのは、床付蛍光灯になります。
「F」はFloor(床)のFとおぼえましょう。
蛍光灯(ボックスなし)の図記号蛍光灯(ボックスなし)蛍光灯(ボックスなし)です。蛍光灯(ボックス付)の図記号はボックス付、蛍光灯(ボックスなし)の図記号はボックスなしになります。
蛍光灯(プルスイッチ付)の図記号蛍光灯(プルスイッチ付)蛍光灯(プルスイッチ付)蛍光灯の図記号にプルスイッチの図記号が書かれているのは、蛍光灯(プルスイッチ付)になります。蛍光灯(プルスイッチ付)は、プルスイッチでON/OFFされる蛍光灯です。
プルスイッチ
白熱灯(一般)の図記号白熱灯(一般)白熱灯です。
壁付白熱灯の図記号壁付白熱灯壁付照明器具白熱灯の図記号の一部が塗りつぶされているのは、壁付白熱灯になります。壁付白熱灯は壁に取り付けられる白熱灯で、図記号の塗りつぶされている側が壁側になります。
壁付白熱灯の図記号
床付白熱灯の図記号床付白熱灯白熱灯の図記号に「F」と書かれているのは、床付白熱灯になります。
「F」はFloor(床)のFとおぼえましょう。
ダウンライト(埋込器具)の図記号ダウンライト(埋込器具)ダウンライト(埋込器具)丸の中に「DL」と書かれているのは、ダウンライト(埋込器具)になります。ダウンライトは、天井に埋め込まれて取り付けられる照明器具です。
「DL」はDownLight(ダウンライト)のDLとおぼえましょう。
シーリング(天井直付)の図記号シーリング(天井直付)シーリング(天井直付)丸の中に「CL」と書かれているのは、シーリング(天井直付)になります。シーリング(天井直付)は、天井に取り付けられる照明器具です。
「CL」はCeiling Light(シーリングライト)のCLとおぼえましょう。
シャンデリヤの図記号シャンデリヤシャンデリヤ丸の中に「CH」と書かれているのは、シャンデリヤになります。シャンデリヤは、天井に取り付けられる照明器具で、複数のランプを灯す装飾性が高い照明器具です。
「CH」はCHandelier(シャンデリヤ)のCHとおぼえましょう。
ペンダントの図記号ペンダントペンダント丸に横棒が一本書かれているのは、ペンダントになります。ペンダントは、コードやチェーンで天井からぶら下げて取り付けられる照明器具です。
水銀灯の図記号水銀灯水銀灯水銀灯です。水銀灯には「H」が傍記されます。図記号に水銀灯の容量を表わす場合は、次のように、水銀灯を表わす「H」の横に数字(容量)を書きます。(メタルハライド灯やナトリウム灯の場合も同様です。)
200Wの水銀灯の図記号
メタルハライド灯の図記号メタルハライド灯メタルハライド灯です。メタルハライド灯には「M」が傍記されます。
「M」はMetal halide(メタルハライド)のMとおぼえましょう。
ナトリウム灯の図記号ナトリウム灯ナトリウム灯です。ナトリウム灯には「N」が傍記されます。
「N」はナトリウムのNとおぼえましょう。
屋外灯の図記号屋外灯屋外灯です。屋外灯は、住宅の門灯など屋外に設置される電灯です。
200Wの水銀灯を使っている屋外灯の図記号
屋外灯(自動点滅器付)の図記号屋外灯(自動点滅器付)屋外灯の図記号に自動点滅器の図記号が書かれているのは、屋外灯(自動点滅器付)になります。屋外灯(自動点滅器付)は、自動点滅器でON/OFFされる屋外灯です。
自動点滅器
引掛シーリング(角形)の図記号引掛シーリング(角形)引掛シーリング(角形)引掛シーリング(角形)です。
引掛シーリング(丸形)の図記号引掛シーリング(丸形)引掛シーリング(丸形)引掛シーリング(丸形)です。
誘導灯(蛍光灯形)の図記号誘導灯(蛍光灯形)誘導灯誘導灯(蛍光灯形)です。白熱灯形の場合は次の図のようになります。
誘導灯(白熱灯形)の図記号
非常用照明(蛍光灯形)の図記号非常用照明(蛍光灯形)非常用照明(蛍光灯形)です。白熱灯形の場合は次の図のようになります。
非常用照明(白熱灯形)の図記号

電気機器・計器の図記号

第二種電気工事士学科試験で出題されている電気機器・計器の図記号には、次のようなものがあります。図記号の形や図記号に書かれている文字や記号などに着目して図記号をおぼえましょう。

図記号名称補足
電動機(モータ)の図記号電動機(モータ)電動機(モータ)丸の中に「M」と書かれているのは、電動機(モータ)になります。
「M」はMotor(モータ)のMとおぼえましょう。
電熱器(ヒータ)の図記号電熱器(ヒータ)丸の中に「H」と書かれているのは、電熱器(ヒータ)になります。
「H」はHeater(ヒータ)のHとおぼえましょう。
ルームエアコンの図記号ルームエアコン四角の中に「RC」と書かれているのは、ルームエアコンになります。
「RC」はRoom air Conditioner(ルームエアコン)のRCとおぼえましょう。
添え字が「O」の場合は屋外ユニット、「I」の場合は屋内ユニットになります。ルームエアコンの屋外ユニットと屋内ユニットの図記号「O」はOutdoor(屋外)のO、「I」はIndoor(屋内)のIとおぼえましょう。
天井付換気扇の図記号天井付換気扇天井付換気扇四角の中に丸が2つ書かれているのは、天井付換気扇になります。天井付換気扇は、天井に取り付けられる換気扇です。
壁付換気扇の図記号壁付換気扇壁付換気扇丸の中に丸が2つ書かれているのは、壁付換気扇になります。壁付換気扇は、壁に取り付けられる換気扇です。
壁付換気扇(プルスイッチ付)の図記号壁付換気扇(プルスイッチ付)壁付換気扇(プルスイッチ付)壁付換気扇の図記号にプルスイッチの図記号が書かれているのは、壁付換気扇(プルスイッチ付)になります。壁付換気扇(プルスイッチ付)は、プルスイッチでON/OFFされる壁付換気扇です。
プルスイッチ
コンデンサの図記号コンデンサコンデンサ四角の中にコンデンサの記号が書かれているのは、コンデンサになります。
変流器の図記号変流器四角の中に「CT」と書かれているのは、変流器になります。変流器は、交流電流の大きさを変えることができる機器です。
「CT」はCurrent Transformer(変流器)のCTとおぼえましょう。
リモコンリレーの図記号リモコンリレーリモコンリレー三角形を塗りつぶしたものは、リモコンリレーになります。リモコンリレーは、リモコン配線のリレーとして使われます。リモコンリレーが複数の場合は、次の図のように書きます。リモコンリレーが複数の場合のリモコンリレーの図記号
小形変圧器の図記号小形変圧器(チャイム用変圧器)小形変圧器(チャイム用変圧器)丸の中に「T」と書かれているのは、小形変圧器(チャイム用変圧器)になります。チャイム用変圧器は、チャイム用の電圧を出力する変圧器です。
「T」はTransformer(変圧器)のTとおぼえましょう。
ネオン変圧器の図記号ネオン変圧器ネオン変圧器小形変圧器の図記号に「N」と書かれているのは、ネオン変圧器になります。ネオン変圧器は、ネオン放電灯を点灯させるための高電圧を出力する変圧器です。
「N」はNeon(ネオン)のNとおぼえましょう。
リモコン変圧器の図記号リモコン変圧器リモコン変圧器小形変圧器の図記号に「R」と書かれているのは、リモコン変圧器になります。リモコン変圧器は、リモコン配線の操作電源変圧器として使われる変圧器です。
「R」はRemote(リモート)のRとおぼえましょう。
ベル変圧器の図記号ベル変圧器小形変圧器の図記号に「B」と書かれているのは、ベル変圧器になります。ベル変圧器は、ベル用の電圧を出力する変圧器です。
「B」はBell(ベル)のBとおぼえましょう。
ベルの図記号ベル四角の下に丸が書かれているのは、ベルになります。
ブザーの図記号ブザー四角の上に斜め線が書かれているのは、ブザーになります。
チャイムの図記号チャイム四角の中に音符記号が書かれているのは、チャイムになります。
電力量計の図記号電力量計電力量計Wh」と書かれているのは、電力量計になります。電力量計は電力量を測定する計器です。
「Wh」はWatt Hour(電力量)のWhとおぼえましょう。

ボックスなどその他の図記号

図記号名称補足
確認表示灯(パイロットランプ)の図記号確認表示灯(パイロットランプ)確認表示灯(パイロットランプ)確認表示灯(パイロットランプ)です。確認表示灯(パイロットランプ)は、スイッチの場所や機器の動作状態がわかる表示灯として使われます。
VVF用ジョイントボックスの図記号VVF用ジョイントボックスVVF用ジョイントボックス丸に斜め線が三本書かれているのは、VVF用ジョイントボックスになります。VVF用ジョイントボックスは、VVFケーブル相互を接続する箇所に使われるボックスです。
ジョイントボックス(アウトレットボックス)の図記号ジョイントボックス(アウトレットボックス)ジョイントボックス(アウトレットボックス)四角だけ書かれているのは、ジョイントボックス(アウトレットボックス)になります。
ジョイントボックス(アウトレットボックス)は、電線相互を接続する箇所に使われ、電線管を接続することもできるボックスです。
プルボックスの図記号プルボックスプルボックス四角に×が書かれているのは、プルボックスになります。プルボックスは、多数の電線管が集合する場所で、電線の引き入れを容易にするのに使われたりするボックスです。
接地端子の図記号接地端子接地端子丸に接地極の図記号が書かれているのは、接地端子になります。接地端子は、機器の接地線を接続するための端子です。
接地極の図記号接地極接地極(接地棒)接地極です。接地極の図記号に接地種別(接地の種類)を書くときは、次の図のように書きます。(図はD種接地の場合です。)
D種接地の場合の接地極の図記号EDの「E」はEarth(接地)のE、「D」はD種接地のDとおぼえましょう。
立上りの図記号立上り立上りです。立上りは、配線が上の階にいくこと表わします。
引下げの図記号引下げ引下げです。引下げは、配線が下の階にいくことを表わします。
素通しの図記号素通し素通しです。素通しは、配線がその階を素通りすることを表わします。
受電点の図記号受電点受電点です。
支線の図記号支線支線です。
分電盤の図記号分電盤分電盤分電盤です。
制御盤の図記号制御盤制御盤制御盤です。
配電盤の図記号配電盤配電盤です。
OA盤の図記号OA盤OA盤です。
実験盤の図記号実験盤実験盤です。

配線の図記号

図記号名称補足
天井隠ぺい配線の図記号天井隠ぺい配線実線で書かれた線は、天井隠ぺい配線になります。天井隠ぺい配線は、天井裏に隠れている配線です。
床隠ぺい配線の図記号床隠ぺい配線ちょっと長めの点線(破線)で書かれた線は、床隠ぺい配線になります。床隠ぺい配線は、床の下に隠れている配線です。
露出配線の図記号露出配線点線で書かれた線は、露出配線になります。露出配線は、ふだん目に見える場所に施設される配線です。
露出配線の図記号は床隠ぺい配線の図記号と似ていますが、点線の長さが床隠ぺい配線よりも短いです。(露出配線は点線。床隠ぺい配線は破線。)
地中配線の図記号地中配線一点鎖線で書かれた線は、地中配線になります。地中配線は、地中に埋められる配線です。

配線が施設される場所を簡単な図で表わすと、次の図のようになります。

絶縁電線・ケーブルの記号

第二種電気工事士学科試験で出題されている絶縁電線・ケーブルの記号には、次のようなものがあります。

記号名称補足
IV600Vビニル絶縁電線600Vビニル絶縁電線
HIV600V二種ビニル絶縁電線
EM-IE600V耐燃性ポリエチレン絶縁電線
EM-IC600V耐燃性架橋ポリエチレン絶縁電線
DV引込用ビニル絶縁電線
OW屋外用ビニル絶縁電線
記号名称補足
VVF600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル平形
VVR600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形600Vビニル絶縁ビニルシースケーブル丸形
EM-EEF600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル平形
EM-EE600Vポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル
EM-CE600V架橋ポリエチレン絶縁耐燃性ポリエチレンシースケーブル
CV600Vまたは高圧架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル600V架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル
CVT600Vまたは高圧架橋ポリエチレン絶縁ビニルシースケーブル(単心3本のより線)

電線管・ダクトの記号

第二種電気工事士学科試験で出題されている電線管・ダクトの記号には、次のようなものがあります。

記号名称補足
E鋼製電線管(ねじなし電線管)ねじなし電線管
なし
(数字だけ書く)
鋼製電線管(薄鋼電線管、厚鋼電線管)※太さを表わす数字だけ書きます。
薄鋼電線管の場合:奇数(管外径に近い奇数値)
厚鋼電線管の場合:偶数(管内径に近い偶数値)
薄鋼電線管と厚鋼電線管
PF合成樹脂製可とう電線管(PF管)合成樹脂製可とう電線管(PF管)
CD合成樹脂製可とう電線管(CD管)合成樹脂製可とう電線管(CD管)
VE硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)(硬質塩化ビニル電線管)硬質ポリ塩化ビニル電線管(VE管)
HIVE耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル電線管(耐衝撃性硬質塩化ビニル電線管)
HIVP耐衝撃性硬質ポリ塩化ビニル管(耐衝撃性硬質塩化ビニル管)
F22種金属製可とう電線管2種金属製可とう電線管
FEP波付硬質合成樹脂管波付硬質合成樹脂管
MM11種金属線ぴ1種金属線ぴ
MM22種金属線ぴ2種金属線ぴ
Fフロアダクト
ライティングダクトの図記号ライティングダクト※図記号中の□はフィードインボックスを示す。ライティングダクトとフィードインボックス

シンボルチャート

電気記号

カテゴリーシンボル名詳細説明シンボル画像
電源と接地DC電源DC電源端子(+V、Vcc、または+5Vと表示) 
AC電源AC電源端子(多くの場合、電圧/周波数付き) 
電池複数のセルが直流電圧を供給する
アースグラウンド安全/信号基準用の接地接続
シャーシアース機器シャーシに接続されたアース
接続と配線ストレートワイヤー電気導体 
ジャンクショ​​ン接続ポイント(実線) 
接続なし接続されていない配線が交差している 
スイッチと保護SPSTスイッチ単極単投(オン/オフ) 
押しボタン(いいえ)通常開のモーメンタリースイッチ 
ヒューズ過電流保護装置 
サーキットブレーカーリセット可能な保護装置 
測定器電流計電流を測定する 
電圧計電圧を測定 

電子記号

カテゴリーシンボル名詳細説明シンボル画像
受動部品抵抗電流を制限します。ジグザグ(IEC)または長方形(ANSI) 
可変抵抗器調整可能な抵抗 
コンデンサ(無極性)電気エネルギーを蓄える。極性はない。 
コンデンサ(有極性) 
誘導子磁気エネルギーを蓄える 
半導体関連装置ダイオード一方向にのみ電流を流す 
LED製品発光ダイオード 
ツェナーダイオード電圧調整ダイオード 
NPNトランジスタバイポーラ接合トランジスタ(NPN) 
PNPトランジスタバイポーラ接合トランジスタ(PNP)
MOSFET(Nチャネル)電界効果トランジスタ、Nチャネル 
MOSFET(Pチャネル)電界効果トランジスタ、Pチャネル 
出力と表示ランプ照明用の発光装置 
スピーカー音を出す 
ブザー音声アラート/アラーム 
7セグメントディスプレイデジタル数値表示 
LCDディスプレイ液晶ディスプレイモジュール 

回路記号

カテゴリーシンボル名詳細説明シンボル画像
電源と接地DC電源回路内のDC電圧源 
AC電源AC電圧源 
電池複数のセルがDCを供給する 
アースグラウンド地上基準 
接続ワイヤー(接続済み)電線が接続される接合部 
ワイヤー(未接続)接続されていない配線が交差している 
受動部品抵抗固定抵抗器 
可変抵抗器可変抵抗器 
コンデンサ(無極性)極性のないコンデンサ 
コンデンサ(有極性) 
誘導子インダクタコイル 
半導体関連装置ダイオード一方向電流装置 
LED製品発光ダイオード 
トランジスタ(NPN)BJTトランジスタ、NPN型 
トランジスタ(PNP)BJTトランジスタ、PNP型 
スイッチSPSTスイッチ電源スイッチ 
押しボタン(いいえ)通常開ボタン 
出力デバイスランプ光源 
スピーカー音声出力 
サイズ測定電流計電流を測定 
電圧計電圧を測定 

電気・電子記号の応用

■電気機器の回路図記号

導線導線の交差
(接続しない)
導線の交差
(接続する)
導線の分岐端子スイッチ
接地接地
(外箱に接続)
ヒューズ
交流 電源直流電源
(バッテリ)
 電動機
交流電流計直流電流計発電機
電球サーミスタリレー
(単極単投式)

ダイオード

回路図記号略号名称機能、特徴など
D汎用ダイオード

PINダイオード
ダイオード(以下のダイオードと名の付くもの)の基本特性は片方向のみに電流を通し、アノードからカソード(色帯がある方)へ流れる。

交流を直流にする(整流)。他入力保護、スイッチング、検波など。
小型で周波数特性が良い。
ZDツェナ・ダイオード定電圧を作る。普通のダイオードは逆方向には電流を流さないが、逆方向電圧(ツェナ電圧)がある電圧以上になると、逆方向電流にかかわらず常にほぼ一定電圧になり、電流がそれ以上増えても殆ど変化しない。

電源回路の基準電圧用、DCバイアス作成用。
一定の電圧降下特性を示す。
SDショットキー・ダイオード汎用のpn接合ダイオードとは全く異なり、半導体と金属の接合によるもの。

周波スイッチング、マイクロ波帯のミキサなど。
降下電圧が約0.2Vと低い。汎用ダイオードは約0.6V。
VDバリキャップ・ダイオードpn接合に逆方向電圧をかけると、端子間の容量が逆電圧の大きさによって変化するダイオード。

主にラジオなどの電子同調用。
可変容量は数pF~数100pF。
DBダイオード・ブリッジ交流電源を直流電源にするために4個の整流ダイオードが1つにまとめられている。

単相、三相用があり、モジュール化されたものや、耐電圧、電流容量によって多くの種類がある。

コンデンサ

回路図記号略号名称機能、特徴など
Cコンデンサコンデンサ(以下のコンデンサと名の付くもの)は直流の場合、電気を貯める働きをして、交流の場合、周波数により 抵抗値の変わるリアクタンスとしてとして働く。

電気の貯められる量を静電容量といい、単位はF(ファラッド)を使う。
小型の同調回路用で容量が小さい。セラミック・ コンデンサが多く使われ単位はpF(ピコ・ファラッド)。
C(BC)バイパス・コンデンサ 電源やグランドを安定させICなどの誤動作を無くす。

高周波バイパス用で、セラミック・コンデンサが多く使われ、単位はμF(マイクロ・ファラッド)。
C(CC)電解コンデンサ低周波バイパス用で、直流回路の電源フイルタ、平滑、交流回路のカップリング、フィルタとして使う。。

極性があり、リードが長い方がプラス側である。
また、色帯があるほうがマイナス側である。
小型で容量が大きいが、耐電圧に注意する。

ダイオード

トランジスタ

端子はB(ベース)、C(コレクタ)、E(エミッタ)の3つで構成され、僅かなB(ベース)電流に対してC(コレクタ)からE(エミッタ)へ電流が大幅に増幅され流れる。

バイポーラトランジスタ

npn形

NPNバイポーラ・トランジスタは、エミッタポイントからコレクタポイントへ電子を送ります。

pnp形

エミッタからコレクタへの電子の流れを制御するトランジスタです。

電界効果トランジスタ(FET)
入力ゲートが酸化シリコン薄膜で絶縁されている構成のFETで、接合型同様に増幅作用があり、入力の電圧で出力の電流を制御する。

  • 接合形FET
    PN接合(直接接触)
    逆バイアスでチャネルを絞る

nチャンネル

pチャンネル

  • MOS FET
    酸化膜(絶縁・非接触)

デプレション形
(nチャンネル)
正負どちらでも制御可能

エンハンスメント形
(nチャンネル)
電圧をかけてチャネルを作る

 抵抗

回路図記号略号名称機能、特徴など
R抵抗抵抗は電圧と電流を制御するもので、カーボン皮膜からチップ型まで用途により多種類あり、定格電力内(1/2W、1/4W、1/8Wなど)で使用。

抵抗値はJISの値で標準値が決められ(E系列という)、例えば1~10の1桁の間を何等分するかによりE3、E6、E12、E24、E96などがある。
性能はカラーコード(色の付いた数本の線)で記され、抵抗値や誤差を表す。

直流から高周波まで、小電力から大電力まである。
単位はΩ(オーム)。
VR
POT
可変 抵抗器

ボリューム

半固定抵抗器
抵抗値を変化させることが出来る抵抗器。
位置検出センサや位置調整ダイヤル、またオーディオなどの音量調節などに使用。
回転式やスライド式などがある。回転角は様々。

半固定抵抗はアンプのゲインなどの調整用などに使用。

フォトダイオード

回路図記号略号名称機能、特徴など
LED発光 ダイオード電流を流すと発光する素子。
発光色は赤、黄、青、緑、白などがあり、用途によって多種類ある。
電流を流す量に比例して明るく光る。

リードが長い方(アノード)がプラス電源側で、抵抗を付けて使用。
セグメント表示器、電源表示光などに使用。
PDフォト・ダイオードダイオードの接合部に光を当てると、電流が流れる素子。
発光ダイオードと逆の原理で光エネルギーにより電流が流れ、その流れる電流は光の強さに比例する。
感度は良いが出力が小さい。
(OPT)フォト・トランジスタフォト・ダイオードと同じ原理で、トランジスタのB(ベース)に光を当てるとコレクタ電流が流れ、その流れる電流は光の強さに比例する。

感度が良く、フォト・ダイオードより出力は大きい。
カメラのセンサなどに使用。
(ISO)フォト・カプラ

フォト・インタラプタ
複数個の素子を一体化してモジュール化したもので、多くの形状がある。

フォト・カプラは、発光ダイオードとフォト・ダイオードまたはフォト・ トランジスタを、向かい合わせに一体化して素子化したもの。
電気的に絶縁でき、リレーに代わりコンピュータと外部機器の接続などに使用。

フォト・インタラプタは、赤外線発光ダイオードとフォト・トランジスタを一つのケースに封じ込めたもの。
頭部がその発光と受光面になって、対象物からの反射光を検出する。
数㎜くらいの近距離しか反応しないため、ロボットの障害物検出、トレース線の検出などに使用。

特殊デバイス類

回路図記号略号名称機能、特徴など
SCRサイリスタ(thyristor)サイリスタは、PNPNの4重構造で構成されA(アノード)、K(カソード)、G(ゲート…トリガ素子)の3端子を持つ半導体素子で大電力のOn/Offを制御する。
P型半導体からG(ゲート)端子を引き出しているものをPゲート、N型半導体からG(ゲート)端子を引き出しているものをNゲート。

G(ゲート)からK(カソード)へG(ゲート)電流を流すことにより、(A)アノード、(K)カソード間を導通させること出来る。一度Onになると,G(ゲート)電流を0にしてもA(アノード)、K(カソード)間に電流が流れ続け、OffするにはA(アノード)。K(カソード)間に流れる電流値を一定値以下にする必要がある。

数A程度のOn/Off制御はパワーFET、数十A以上のOn/Off制御はサイリスタを使用。
各電化製品のスッチングなど。


PUTもサイリスタ同様にPNPNの4重構造で構成され、A(アノード)、K(カソード)、G(ゲート)の3端子を持つ半導体素子だが、G(ゲート)に加えるパルスを生成するために使用。
A(アノード)よりG(ゲート)の電圧が高い場合は、AK間は不導通。
A(アノード)よりG(ゲート)の電圧が低い場合は、AK間は導通。

LEDの発振回路などに使用。
PUT
(programmable uni-juction  transistor
PUT
TRIACトライアックトライアックは、NPNPNの5層構造で構成され、T1、T2、G(ゲート…トリガ素子)の3端子を持ち、2つのサイリスタを並列で互いに逆方向になるように接続した双方向サイリスタ。
G(ゲート)電流を与えるとOn状態になり、電流は順、逆双方向に流すことが出来て、交流、直流どちらも使える。

G(ゲート)にパルス信号を加えるとOn、トライアックの電圧が交流の1サイクルで0V(0A)になった時にOff(0Vクロス・スイッチ)。

主に半導体リレー、交流誘導負荷の制御などに使用。


ダイアックは、NPNの3層構造で構成され、T1、T2の2端子を持ち、互いに逆方向になるように2つの ダイオードを接続したもので、交流 電源から直接トリガ・パルス信号を作る。
トライアックのトリガ信号用で、ブレーク・ダウン電圧は±40~40V程度。

規定電圧(ブレーク・オーバー電圧:VBO)を超えた場合、導通状態になり端子間の電圧を低下させる双方向素子。

電子回路のサージ保護用、他、トライアックのトリガ信号として使い、交流電流の制御などに使用。
Diacダイアック
ZNRバリスタバリスタは、2つの電極を持ち、ある一定電圧で急に電流が流れ出す半導体素子。
両端子間の電圧が低い場合は電気抵抗が高く、一定電圧以上に電圧が高くなると急激に電気抵抗が低くなる。

半導体、ICの保護用で高電圧のパルス・ノイズ抑制、スパーク・キラーとして使用。

コイル

回路図記号略号名称機能、特徴など
RFC
L
高周波チョーク・コイル
(RFC)
コイル
フェライト・コアに巻線をしたもので、高周波に対して 抵抗の働きをするもの。
インダクタンスという単位で大きさを表し、使われる単位はH(ヘンリー)。
L高周波同調コイルコイルと コンデンサを並列接続したもので、特定周波数に同調して信号を取り出すもの。

テレビやラジオの同調回路などに使用。
Lバー・アンテナ・コイルコアを大きくして受信感度を良くしたもので、形や大きさは多種類ある。

バリアブル・コンデンサと並列接続し、同調周波数を可変できるようにしてラジオ電波などと同調させる。
IFT中間周波数
同調用コイル
特定の中間周波数に合わせた同調用コイルで、特定周波数のみを通すもの。
L電源用チョーク・コイル大型のトロコダイル・コアに銅線を巻いたもので、低周波に対しても大きなインダクタンスを持つもの。
電源ノイズ防止用のフィルタ、平滑回路のフィルタなどに使用。
TR電源トランス複数のコイルを同じ磁心に巻いたもので電圧を変換させる。
(例)200V→100V、24V、12V、6V
スイッチング
電源用トランス
複数のコイルを同じ磁心に巻いたもので電圧を変化させる。
扱う周波数が高く、小型で効率の良いトロコダイル・コイルを使用。
パルス・トランスデジタル回路のデータ伝送経路で絶縁が必要な場合に使用。
オーディオ用トランス トランジスタ回路などで入出力のインピーダンスが大きく異なる場合に、伝達ロスを減らすためにインピーダンス変換用として使用。

発振素子

回路図記号略号名称機能、特徴など
Xセラミック振動子一定周波数信号を出力する発振素子(振動子)で、高精度な周波数を得る。
RC発振回路よりはるかに優れている。

他、特定周波数のみ通過させるセラミック・フィルター素子がある。
XTAL水晶振動子
(クリスタル振動子)
セラミック振動子より温度安定度が優れ、高精度の周波数を得る。
マイコンのクロック用などに使用。

他、特定周波数のみ通過させる水晶フィルター素子がある。

アナログIC

回路図記号略号名称機能、特徴など
OP  AMPオペ・アンプ差動入力ピン(2,3)、出力ピン(1)、 電源端子(4,11)で構成されるアナログIC。
アナログ信号入力を一定の比率で増幅して出力させる汎用アナログ増幅器。
電源端子は省略されることもある。
増幅率が非常に高い。
オフセット調整端子付きの汎用アナログ増幅器。
電源端子(4,7)は省略されることもある。
?(3TR)固定出力型
3端子レギュレータ
入力、出力、GNDの3つの端子で構成されるアナログIC。
出力電圧を常に一定に保つ働きがあり、出力電流や入力電圧が変化しても安定した出力電圧を得る。

電源回路などに使用。
可変出力型
3端子レギュレータ
固定出力型とは違い、出力電圧が可変できる電圧レギュレータ。

論理回路

回路図記号名称論理値真理値表
BY
NOT
(Inverter)
01
10
AND000
100
010
111
OR000
101
011
111
NAND001
101
011
110
NOR001
100
010
110
  • 抵抗器
  • コンデンサ
  • 半固定抵抗器
  • 半固定抵抗器
  • 電池、直流電源
  • コイル
  • スイッチ
  • ダイオード
  • 発光ダイオード
  • 発電機
  • トランス(変圧器)
  • トランス(変圧器)
  • トランジスタ
  • トランジスタ
  • 太陽光発電機

  • 電球
  • 水銀灯
  • 蛍光灯
  • IGBT
  • 交流、直流
  • シーリングライト
  • ペンダント
  • 壁付蛍光灯
  • 蛍光灯
  • ブザー
  • ヒューズ
  • スピーカー
  • ブザー
  • マイクロホン
  • 電圧計
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